「わからない」
みなさん、お子さんからこんな言葉をよく耳にしませんか?
「わからんしできん」
「習ってへんしわからん」
この「わからない」という瞬間について、おもしろい記事を見つけたので紹介します。
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わからないと思った瞬間、もう考えることができなくなってしまいます。
問題ができない時、わからないと言いますが、その「わからない」の意味を考えてみましょう。
① 問題の内容がわからない
② 問題の解き方がわからない
③ 問題を見ただけで難しそうで、考える気がしないのでわからないと言って考えるのを諦める。
この3種類の「わからない」があると思います。
問題に取り組む場合、その問題を解くための知識は、もう頭にあるはずです。
つまり問題を解くための道具(知識)は、持っているのです。
後は、その知識を使ってどれだけ自分で考え抜くことができるかです。
考え抜くことができた子が問題を解くことができるのです。
よく、こんなことを覚えても社会に出たら関係ないという子がいますが、
確かに社会では役に立たない知識はあるかもしれません。
しかし、前述したような考え抜く力、つまり何事もすぐに諦めず我慢強く頑張る姿勢は、
社会に出たら大いに役立つ力、少し前に言われた「生きる力」だと思います。
★保護者の方にお願いします★
わからなかったら、そのままにせず、誰かに聞くようにとお子様にアドバイスされると思います。
質問して問題を解決することは良いことですが、その前に自分でどれだけ考えたか、どれだけ調べたかを見極めてください。そして、自分の力ではどうしても解決できないと判断した場合に、初めて、誰かに質問して問題を解決するようにアドバイスしてください。
あきらめが早く、すぐに誰かに質問する、誰かを頼る子は、質問せずにわからないことをそのままにする子よりは良いかもしれませんが、
実は、あまり差はないかもしれません・・・・
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「じっくり考える時間」
子どもたちの将来のために必要な物なのかもしれませんね